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2005/01/31(月)
「ワタシ?」と「あした」 |
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「これはパ〜パの」「マ〜マもハイどうぞ」と、何かとそれぞれに分配したがるお嬢。そこで「じゃぁこれはお嬢、ハイどうぞ」とマ〜マが差し出すと「ん?ワタシ?」とのご返事。ええええ、え?なぜ突然に一人称がワタシになってるの?と、マ〜マはかなりびっくり。いやまぁ、そないに驚くようなことでもないかもしれないんだけどさ。なんていうのかなぁ、本を見て単語を一つずつ一緒に覚えていた時期なんてとうの昔に過ぎ去って、いつの間に!というように言葉が増えてんだなーと改めて思ったわけさ。
でも一方で、単語の意味を理解するのは難しいなぁというのが「あした」。就寝前などにまだ遊びたい、本を読みたいとせがむお嬢に「また明日ね」「明日はいっぱい遊ぼうね」「明日は○○行こうね」といって“今日を終らせる”ことがよくあるんだよね。そうこうするうちに「明日」という単語を覚えたお嬢は、「あした、いっぱいあそんだね!」と使うようになってたのだ。彼女は「昨日・今日・明日」という概念がないので、「遊んだ」という風に言葉は過去形になっていても、「明日」は「昨日」に変化しないのだった…。そりゃまーそうだよね、なるほどー。新鮮な感動と共に、語学の習得過程というものを実感したマ〜マであった。
あとね、「時間」「時計」「○時○分」をそれぞれ理解させるのって難しい。マ〜マたちは時計を見て「ホラ、時間だよ」「これは時計だよ」「今、7時半だよ」と何気なく言うけれど、お嬢は一つの物体を指して「これなんだ?」という質問で理解をしようとするでしょ。だから、目覚まし時計を持ち上げて「これ、じかん」と言ったり「しちじはんだよ(←実際は6時50分とか)」と言ったりするのさ。
言葉って難しいけど、面白いねぇ。
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