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2006/05/31(水)
カレーを克服できたかな |
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給食に四苦八苦しているお嬢。ふりかけおにぎりは、麦ご飯から練習してなんとかクリアしたんだけれど、日々変わるおかずにはついていけないようだ。毎回お迎えの時に「おにぎりは食べましたが、おかずはほとんど手付かずです…」という報告を受ける。今日なんぞは、先生が一口なんとか食べなさいと言っておかずを口に突っ込んだところ、それ以前に食べたものまで嘔吐してしまったとか。先生もお嬢に食べさせるのがもはやトラウマみたいなん。こりゃ早いうちなんとかせにゃならん。
ということで、近頃の我が家の夕飯のメニューは、翌日の給食の予行演習みたいなん。なるべく近いものを食べて自信をつけさせるためだ。…っと、明日の給食はなんだろなー?うわ!カレーだ!!
お嬢はカレーが食べられない。これまでの経験では、口に入れた途端に吐き出している。以来、口に入れることさえ拒否し続けている代物。星の王子様も、お嬢にとっては辛くて苦い食べ物なのだ。
ということで夕飯はカレー。食べられないことは知っている、でも食べられないはずはないのだ。昔は和風煮物などだしで味付けした薄いものしか受け付けなかったお嬢も、近頃は結構濃い味をむしろ好んでいる様子がある。具はともかく、カレーは食べられると踏んだ私は、目の前にデンとカレーを出してやった。
案の定、拒否するお嬢だったけれど、近頃はとにかく一口は食べるということになっているのでしぶしぶ恐る恐るパクリ、もぐもぐもぐ。そこでふと表情が変わり、「辛いけど、いける」と言い出した。結局お皿に盛った分(といっても茶碗に半分くらいの少量)はぺろっと食べきったのだ。ほかにひじきコロッケも、エビのから揚げも、ポテトサラダも、最初はしぶしぶ口に入れたものの「おいしい」といってパクパクと食べることが出来た。
私がこそっとうるうると涙したのは言うまでもない。明日のお迎えの時、「完食できました」という先生の報告を受けるのが楽しみだ。
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